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ブカレスト大学日本語学科は狭き門?

  • 2009-05-31 (日) 15:31
  • ルーマニアで日本

知り合いの女子高生が、ブカレスト大学の語学関係の学科に行きたいと、募集要項を貰ってきていたので、見せてもらいました。
ブカレスト大学には、日本語学科があります。2008年の状況を見ると、日本語学科は定員が25名、そのうち授業料免除が15名になっていました。

学科などによって人数の割合が違いますが、授業料免除になる人、授業料をはらわなければならない人の人数が決まっています。成績上位者から授業料免除に割り当てられます。上記の日本語学科の場合は、試験を受け、16番目の成績の方からは授業料を払わないとなりません。

英語などのメジャーな語学は定員が多く、中国語などマイナーな語学だと思われるものは同じように人数が少ない。まぁ、高校などで日本語を選択できるところは、数が限られていますから、仕方ないかなと思ったのです。

しかし!!!

よくよくみると、倍率がすごいことになっていました。

試験を受けた人数が120名。授業料免除者15名に対し8倍になっています。これは、ブカレスト大の語学関係の学科では、一番人気!!
次は英語学科で、定員自体が多いんですが、倍率は4倍ちょっと。

トルコ語、ロシア語に限っては、同じ定員なのに、定員割れしていて、倍率が0.8倍。(ロシア語なんて、社会主義時代は一番人気の言葉だったのに)
同じアジアの言葉、中国語も定員割れはしていませんが、あまり人気はないようです。

8倍という高倍率を突破した人たちは、かなり優秀のよう。受かった人の点数が、何点から何点というように公表されていました。
日本語学科は、9.6から8.5くらいの間で合格。他の学科、例えば英語は、高得点は同じくらいでしたが、下は6.5くらいで、点差がかなりありました。
それに比べると、本当に日本語学科の方はハイレベル。(今までの定員と書いているのは、すべて授業料免除者の定員になります)

実は、彼女が、前に昨年の募集要項もみせてくれたのです。そのときは、ここら辺をチェックしていなかったのです。それなので、日本語学科がいきなり去年から人気がでたのか、どうかはわかりません。
ただ、そのときに掲載されていた2007年の試験は覚えています。このときの試験は、そんなに難しい気はしませんでした。

しかし、どう見ても2008年のは難しいくなっています。同じような問題なのですが、前よりもレベルアップ。漢字も前よりも難しいのが多数使われている気がしました。希望者が増えてきて、ふるい落とすため?なんて思っちゃいました。

2008年の試験内容は覚えている限りだと、「一生懸命」などの読み方をかく問題があったり、漢字で書かれた言葉、例えば「黒」の反対語を書かせたり。
ルーマニア語から日本語に訳す問題もありました。
さらには、ルーマニア語に訳せでは、「新聞によると、30年前に比べると、たばこを吸う人が減ってきている。」(ちょっとうろ覚えです)みたいな文章。それも、2つの文がつながった奴とか・・・。これを英語に訳せといわれて、私、訳せるかどうか、考えちゃいました。
そして、「花子の夏休み」という題で作文を書けと。花子さんなので、日本の女の子、その夏休みとは、日本でのこと。日本の知識がないと、日本の夏休みで何をするかわからず、書けないですよね。
確か前は、「日本について」みたいな題でなぜ、日本に興味があるか書かせる問題でした。こちらの方が自分の気持ちを書くことができ、書きやすそう。

前に「日本語ルーマニア語学習字典」が発売されていると紹介しました。
こういう本ができるといことは、確実に日本語学習者が増えていると思うのです。私の周りにも、アニメとかを見て、日本語に興味津々の子供が増えています。

が、今回紹介したように、日本語学科に入るのは大変のようで、ちょっと狭き門になっていると思うのです。できれば、定員とか増やしてほしいですね。
そして、日本語に興味がある子どもたちがもっと気軽に勉強できる機会を与えてほしいかな。

ちなみに、日本語学科があるのは、国立でブカレスト大。主専攻ではなく、副専攻や選択科目として取れる大学は他にもあるようです。後は私立でしょうか。(お金の関係で私立には通えない人も多いですし、授業料免除でないと、国立も大変という人もまだまだ多いです。)

もう少しルーマニアでの日本語学習状況について知りたいという方は、国際交流基金のページが詳しいです。

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コメント:4

mishu 09-06-05 (金) 4:22

後は国立では、クルージュのバヴェシュ・ボイヤール大学。ヤシ大学にもあったかなぁ??
でも、ここもやはり副専攻で、隔年で学生を募ると聞きましたけど。。25人~30人ぐらい。
いずれにしても難関ですね。

アニメの影響、確かにあるかもしれませんね。
二年前、サツマーレで、国際交流の派遣隊員が開催した日本文化展で、アニメの雑誌が展示してあったのですが、展覧会の後その雑誌を買って行った中高生の女の子が数人しました。。。
ルーマニアにも、アニメマニアがいるんですね、多分。。

マリチカ 09-06-05 (金) 21:08

mishuさん
クルージュやヤシにもあると聞いたのですが、そんな状況なんですね。主専攻で国立となると、ブカレスト大だけになってしまうようです。だから、あの倍率なんでしょう。
アニメマニアいますよ!!ネットで交流していたり、するみたいです。
知人のとこの、中学生の男子の行きたい場所は、日本の秋葉原ですから・・・。

彩子 09-06-22 (月) 22:19

こんにちは。
私は、大学のときにブカレスト大に留学したのですが、日本語学科の学生は1年生でも日本語が不自由なく通じたし、さすがだなーと思ってました。
後々に、ルーマニアの賄賂の文化のことを知ってからは、ブカレスト大学の学生が優秀だったという理由が納得いきました。
主人が通っていたのは、ブカレストの私立大学で、日本語は副専攻でしたし、もちろん(?!)試験の時には先生方に、お花や飲み物などを持って行ってました。

マリチカ 09-06-22 (月) 23:12

彩子さん
入学する時であのレベルなので、卒業したらペラペラになるのではにでしょうか。
ご主人様は副専攻で日本語勉強していたんですね。私立でもかなりカリキュラムは大変なのでしょうか?
そして、やはりプレゼントは必需品なんですね。

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一言:国際遠距離後、2004年秋にルーマニア男性と結婚。結婚とともにルーマニアの地方都市で生活を開始。
いつかは日本で生活したいと思いつつ、気がつけば、ルーマニア生活も6年目に突入!
最近では、少しのことでは驚かなくなり、気づけば考え方がルーマニア人的になっているような・・・。
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