●ルーマニア民話の特徴
ただ今、英語の「ルーマニアの民話」の本を読んでいます。
私は、直野敦さんが訳したルーマニアの民話も持っているのですが、この2冊を読んでいて感じたルーマニアの民話について勝手に考察。
1、主人公の名前。
ルーマニアの民話の主人公の名前は、「素敵な少年」や「運名の子」など、それは名前ではないのでは??というような名前が多い。
民話の主人公の名前で多いのが、「素敵な少年」という意味の”ファト・フルモス”(Fat -frumos)。
先の直野敦さんのルーマニアの民話では、美童子と訳されています。
このァト・フルモスは、大抵、ハンサムで、頭もよいのが、特徴。
2、魔法の馬
主人公は、何かしらを求めて、旅に出ることが多く、そのときに、助けるてくれるのが、魔法の馬。
話の中で、父親や魔法使いの厩の中で、一頭の馬を選ぶことになるのです。
そのときに、。「人間を乗せて走れるの?」みたいな一番醜く、年老いた馬が、実は魔法の馬。
主人公は、何かしらのアドバイスでこの馬を選ぶと・・・じゃ~ん!、馬は魔法の馬に。
そして、その後この馬の助けを借りて、旅を成功させるのです。
3、女性も活躍
もちろんルーマニアの民話に、女性も出てきます。王女さまと、妖精とか。
が、こちらの王女や女性は、日本の民話のように大人しくない。
魔法の馬にまたがり、旅にでる王女さまがいたり、ファト・フルモスを助けに駆けつけたりと、ジットしないのです。
ルーマニア人は活発な女性がお好きなのかしら??
4、ただのハッピーエンドにはならない
ハッピーエンドで終わることもありますが、そうでないことも。
例えば、わがままな王様が不老不死の花が欲しいと、言い、無事魔法の馬の助けを借りて不老不死の花をもって帰ってくる。
日本だと、ここで、王様からご褒美をもらったり、または王女さまと結婚し、ハッピーエンド♪
が、ルーマニアの民話は違うことも多々。
なんと花を受け取った王様が、これを食べて逆に亡くなってしまう。そんなエンドがあったりします。
こんな風に、全てがメデタシ、メデタシで終わらないのも、ルーマニア風。
以上、私が気づいた4点です。なんとなく日本と違う形式のルーマニアの民話でした。
参考文献:ルーマニアの民話、ROMANIAN FOLK TALES
関連ページ:ルーマニアの昔話
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