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●フネドアラのお城

フネドアラ(Hunedoara)にあるお城コルビネシュティロール城 (Castelul Corvinestilor)は、東ヨーロッパのゴシック様式建築の最も重要な例ともいわれているお城です。

hunedoara3.jpgフネドアラのお城のことを語るなら、忘れてはいけないのが、左の銅像の15世紀に活躍したヤンク・デ・フネドアラ(Iancu de Hunedoara)。
この名前よりも、ハンガリー名、フニャディ・ヤーノシュ(Hunyadi Janos)の方が有名でしょうか。

彼は、15世紀ハンガリーで活躍した政治家で、トランシルヴァニア公。
オスマン帝国の侵攻に対して抵抗し、ハンガリー最盛期の基礎を作ったといわれています。
彼の息子が、マーチャーシュ王(コルヴィヌス, Matthias Corvinus)。

彼の父親が、ハンガリー国王の近衛兵としてトランシルヴァニアのフニャディ(ルーマニア名だとフネドアラ)城を得たときから、この苗字を名乗るようになったそう。

ルーマニアのもう一人の有名人、ヴラド・ツェペシュ(ドラキュラのモデル)の父親ヴラド二世と同世代でいろいろ因縁があるよう。フニャディ・ヤーノシュの差し金で、ヴラド・ツェペシュの父ヴラド二世と兄ミルチャが暗殺されたとも言われています。

hunedoara.jpg
お城は14世紀ごろに基礎が作られ、15世紀に拡大され、このときにゴシックス様式で作りなおされたようです。
その後、持ち主が変わり、城は拡大していきます。また数度、火事にも見舞われたそうですが、姿良く現在も残っています。

hunedoara4.jpg1974年から歴史博物館になり、一般に開放されています。

私たちが行ったときは、上の写真でわかるとおり、屋根は修復中で、中が透けて見えます、

部屋数はかなりあるそうなのですが、残念なことに一部のみしか見学できません。
旦那が子供のときに来たときは、部屋はほとんど見学できなかったそうなので、これでもマシになているそうです。
ルーマニアのペースで修復中ということでしょうか。

人気ゲームソフトを映画化した「ブラッドレイン」でも、このお城が使われています。
映画は、クリスタナ・ローケンが、吸血鬼と人間との混血のヒロインを演じ、父親の吸血鬼と対決します。その父親の吸血鬼が住むお城として、フネドアラ城が使われています。


hunedoara2.jpg

hunedoaramap.gifフネドアラの位置は、地図のように、ルーマニアの西側よりです。

2006年6月に私たちがいったときは、入場料は一人4.0leiでした。
写真は別途、カメラ料5.0lei必要です。

あまり外国では有名な観光地ではないらしく、観光客はほとんどルーマニア人でした。
でも、素敵なお城なので、ルーマニア旅行に来た際、時間があれば、立ち寄って欲しいお城です。




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